集合愚に落ちないためのそのほかの方法

「集合愚に落ちないためには」を呼んで仕事柄一番最初に思いついたのが、ソフトウェア開発のプロジェクトって大勢の人を使って一つの物を作り上げていく良い例だなと思った。複数の人たちでそれぞれパーツを作って全体を作っていくわけだけど、なんでこれがうまくいくのかについてちょっと考えてみた。(うまく行かないこともあるのだが。(笑))

トラバ先で指摘されているのは、「集合知ってのは豊富なバラエティを考え出すことに真価がある。」って事なんだけど、これはソフトウェア開発には当てはまらない。何が違うかと言うと、ソフト開発の場合には設計書があるということだ。だから、事前にバラエティが出ないような仕組みを用意しておいて、そこに作業する人たちを放り込むと言うのも、もう一つの方法として有るんじゃ無いかと思ったんだな。

そう考えると、やり方によってはみんなで寄り集まって Wiki で一冊の本を書くような事も可能なんじゃないかと思った。
コンセプトが大切ってことかな。