まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第8〜10回を読んだ

まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第8回 | 日経 xTECH(クロステック)
まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第9回 | 日経 xTECH(クロステック)
まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第10回 | 日経 xTECH(クロステック)
デザインパターンについての章。
動的言語を使ったデザインパターンの実践について例を挙げて解説されている。

プロトタイプに関する丁寧な解説が会って、やっとプロトタイプってなんだかわかった。JavaScriptがプロトタイプベースのオブジェクト指向言語と言った場合のプロトタイプと、デザインパターンのプロトタイプが同じ事を指していたとは。要はクラスを生成する際に、newするんじゃなくて既存の物のコピーして作るっていう方法をプロトタイプと呼ぶのね。わかっちゃえば簡単な事だった。

後、デザインパターン動的言語使うといかに簡単に少ないクラス数で実現できるかがわかった。これはやっぱりRuby使うでしょ。
テンプレートメソッド使って、多様な機能をメソッド一つだけに依存する形でくくりだしてモジュール化するっていう手法も新鮮だった。Enumerable, Compareable, writableなど。
writeメソッドが有るからモジュール名がwritable とは分かりやすい。

10章は設計の話。オープン・クローズ原則など。

デザインパターンは昔Javaでやってたけど、必要だった数パターンしか押さえてなかったしいまいち理解できてない部分もあったのだが、知識がリフレッシュできて良かった。
プロキシパターンの活用方法がまだ良くわかってないが。まぁ、そのうちって事で。